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ドクターズコラム第49回「最初の永久歯」〜6歳臼歯〜

ドクターズコラム第49回「最初の永久歯」〜6歳臼歯〜

6歳臼歯の特徴

臼歯は、犬歯の後ろに並んでいる歯のことをいい、そしゃく力が1番高い歯です。臼歯のうち、後方の大きいものを大臼歯といい、上下のアゴに左右3本ずつ(第一大臼歯・第二大臼歯・おやしらず)生えてきます。 その中の第一大臼歯と呼ばれるのが「6歳臼歯」です。

なぜ、乳歯は虫歯になりやすいの?

6歳臼歯の重要性

6歳臼歯の重要性 ●6歳臼歯は、食べ物を噛む・砕く・すりつぶすといった働きをしますが、永久歯の歯列のサイズと、上下の歯の噛み合わせを決定する重要な役割も担っています。


●噛み砕く力は、上下の6歳臼歯だけで、噛む力全体の3分の1を受け持つと言われ、その力は約60kgほどあります。



● 6歳臼歯が正しい場所に生えてこないと、次に生えてくる歯並びや顔の形、噛み合わせに悪い影響を及ぼします。


●虫歯などで6歳臼歯を早い時期になくしてしまうと、大人の歯並びの基礎をなくすようなものなので、歯列が悪くなるともいわれています。

虫歯になりやすい6歳臼歯
虫歯になりやすい独特の理由

上記のような理由により、6歳臼歯は、歯の中でも1番短命で、寿命は40年とも言われています。

口移しによる感染
虫歯の原因は母子感染

以前は、乳歯の虫歯を作るミュータンス菌は、ほとんどの口腔内にいる「常在菌」だと考えられていました。
ところが最近になって、この菌は、お母さんや周辺の大人達から唾液を介して子どもの口に移るということが判明しています。


感染原因

従来は、この感染が最も大きいのは奥歯が生えそろう1歳半頃からの1年間程度とされてきましたが、最近では6歳臼歯が生えるころが第2の感染時期といわれています。
徹底した歯みがきと虫歯治療などで、お母さんの口の中のミュータンス菌をできる限り減らし、感染を招くような食事の与え方などをしないように注意しましょう。

時には乳歯を抜くことも

時には乳歯を抜くことも

虫歯がひどいとき、永久歯や健康に影響が出るときは乳歯を抜くこともあります。

パッと見て歯に大きな穴が開いているとわかるときは、虫歯はかなり進行しており、神経や血管が通っている歯髄までも侵されていることもあります。更に進行が進むと、細菌が歯の根を伝いアゴの骨も溶かしていきます。

このような状態になった場合、次に生えてくる永久歯や身体全体にも影響し、歯は救うことが難しくなり抜かなければなりません。
永久歯の生え方によっては乳歯を抜く場合もあります。

よく乳歯の脇から永久歯が生えてきたということがありますが、そのままにしておくと、後になって歯並びがガタガタになってしまいます。

乳歯の根は、後に生えてくる永久歯の萌出に合わせ自然に吸収され短くなって抜け落ちますが、子どもによっては、なかなか抜けないことがあります。
そのような際には、永久歯が生えてくるのを邪魔しないように乳歯を抜く場合があります。



ケガで抜く場合



お子さんの歯で気になることがありましたら、早めに歯科医に相談し、診てもらうのが良いでしょう。





次回のコラムは、『6歳臼歯を守るために』をお送りする予定です。



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