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ドクターズコラム第59回「知覚過敏について@」

ドクターズコラム第59回「知覚過敏について@」

知覚過敏とは?

「知覚過敏」とは、正しくは「象牙質知覚過敏」といい、 冷たい飲み物を口に含んだときにしみる症状をいいます。
他にも「歯磨きのときに、歯が痛む」「熱い飲み物がしみる」というのも知覚過敏の症状です。 歯の表面が削れたり、歯根が露出することで刺激を感じやすくなりますが、 必ずしも知覚過敏の症状が表れる訳ではありません。 唾液中のカルシウムや歯髄のはたらきによって痛みを感じないことや軽減されることもあります。

※治療をせずに放っておくと、症状が悪化し痛みが続くようになり「歯髄炎」という病気になることもあります。

知覚過敏の仕組み〜なぜしみるのか?〜
歯の表面

歯の表面は、人体の中でも最も硬い組織の「エナメル質」で覆われています。エナメル質の下には「象牙質」があります。 「象牙質」はエナメル質よりやわらかく、「象牙質」の中には「象牙細管」という細い管が放射線状に歯の神経(歯髄)に向かって広がっています。 刺激は、象牙細管を通って神経に伝わり、脳に情報を送ります。エナメル質が削れて象牙質が露出した状態では、刺激が直接伝わり痛みを感じます。

歯根の「象牙質」は、エナメル質よりもやわらかい「セメント質」で覆われており、歯根部分が露出すると、 欠けやすいセメント質は刺激を受けやすく、しみたり痛むようになります。

考えられる原因

なぜ、露出してしまうの?

では、なぜ歯の表面が削れたり歯根が露出するようになってしまうのでしょうか。
知覚過敏はブラッシング不良(力を入れすぎた歯磨きなど)や、虫歯の歯周病など色々な原因が考えられます。 歯磨き剤には研磨剤が含まれており、力を入れすぎた歯磨きをしたときに、歯のエナメル質が削れてしまったり、 歯肉を傷つけ知覚過敏になることもあります。
また、歯垢によりエナメル質が損なわれ歯根が露出してしまうと刺激が伝わりやすくなります。

※歯ぎしりも歯に負担がかかり、歯根のセメント質がはがれたり割れやすくなったりします。



歯には6つの重要な役割があります

 



象牙質が露出する原因は

●歯肉の退縮
歯周病が進行したり、間違ったブラッシングによって歯ぐきがやせてしまうと、歯の歯根部分が露出してしまいます。
その歯根部分の象牙質が露出していたり、表面のセメント質がはがれて象牙質が露出してしまうと刺激を受けます。


●象牙質やセメント質の損失
露出した歯根面のセメント質や象牙質は、強いブラッシングにより磨耗したり、噛み合わせが悪く歯に負担がかかったときに 歯根表面のセメント質がはがれていきます。その時に象牙質が刺激され、歯がしみます。
※象牙質が露出しているからといって、必ずしもしみるわけではありません。
※通常は、再石灰化などによりふさいでくれますが、象牙質上にプラークが付着していると、プラーク中の細菌代謝物が象牙細管を通じて歯髄を刺激したり、再石灰化を阻害します。



考えられる原因



次回のコラムは、『知覚過敏A』をお送りする予定です。



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